バイオサイエンススコープ

古くて新しいチョウセンアサガオ曼陀羅華は諸刃の剣

Yoshie Tanaka

多中 良栄

和歌山県立医科大学医学部教養・医学教育大講座

Yasushi Shigeri

茂里

和歌山県立医科大学医学部教養・医学教育大講座

Published: 2020-07-01

はじめに

夏の宵,暑気を払うように清冽に咲く大輪の白い花がある.チョウセンアサガオである(図1(a)図1■(a)チョウセンアサガオ(Datura metel)(b)華岡青洲肖像画).花の形が似ているところから「アサガオ」と名付けられたようだが,ヒルガオ科のアサガオとは大きく異なり,ナス科に属する植物である.チョウセンアサガオ属(Datura)には多くの種類がある.チョウセンアサガオ(Datura metel)は別名曼陀羅華(マンダラゲ)とも呼ばれ,熱帯アジア原産の一年草である.一重の白花が一般的だが,八重咲で紫色や黄色のものもある.全体に軟らかい毛が密集するケチョウセンアサガオ(Datura inoxia)や,アメリカ原産で鋸歯状の葉が特徴的なヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium)などが日本では知られるが,世界的にはさらに多くの種類が存在する.キダチチョウセンアサガオ属(Brugmansia)は,1973年にチョウセンアサガオ属から分離されたもので,草本で花が上向きに咲くチョウセンアサガオ属に対し,木本で花が下向きに咲く(1)1) 岡田 稔:“新訂原色牧野和漢薬草大圖鑑”,北隆館,2002, p. 466..キダチチョウセンアサガオ(Brugmansia suaveolens)やコダチチョウセンアサガオ(Brugmansia candida)などがよく知られる.Brugmansiaは大きな色とりどりの花をつけ,また香りも良いことから園芸種としての人気も高まってきている.DaturaBrugmansiaも園芸上では「ダチュラ」と呼ばれたり,「エンジェルトランペット」の英名をもっていたりと混同されがちである.いずれも世界中に広く分布している.

図1■(a)チョウセンアサガオ(Datura metel)(b)華岡青洲肖像画

(a)和歌山県立医科大学付属病院紀北分院にて2019年9月18日撮影,(b)和歌山県立医科大学所蔵.

「ダチュラ」には多くの花言葉があり「愛嬌」,「愛敬」のほかに,「変装」,「偽りの魅力」,「夢の中」,「陶酔」,「恐怖」…となかなかに物騒な言葉も並ぶ.これは,「ダチュラ」にはトロパンアルカロイド(ベラドンナアルカロイド)が含まれていることに由来すると考えられる.これらはヒトに対して少量では,イタリア語で美しい婦人を意味するベラドンナの名前のとおり散瞳効果により女性を美しくみせるが,量が過ぎるとヒトをせん妄状態,昏睡状態に陥れ,死に至らしめることもある.

古くからの利用

チョウセンアサガオ属やキダチチョウセンアサガオ属の植物(チョウセンアサガオ類)は世界中に広く分布し,その著しい生理作用から人々に古くから使われてきた.たとえば,インドやイラク,モロッコなどでは伝統的な薬として下痢や鼻かぜ,火傷,傷薬,消毒薬などに使われてきたほか,古代のアメリカ原住民には薬としての利用のほかに儀式のための幻覚薬として,中国などでは生薬の基原植物として古くから利用されてきた.生薬としては,全草を曼陀羅華(マンダラゲ)やダツラ,種子を曼陀羅子(マンダラシ)やダツラシ,乾燥葉を曼陀羅葉(マンダラヨウ)などと称し,伝統医療として咳や痛み,ぜんそくの治療薬として用いられてきている(2, 3)2) K. Kiruthika & R. Sornaraj: Int. J. Pharm. Tech. Res., 3, 2025 (2011).3) V. D. Feo: Econ. Bot., 58, 221 (2004)..現在日本では日本薬局方に定められる生薬としては正式に認められていないが,チョウセンアサガオ類はベラドンナやハシリドコロとともに,ブチルスコポラミンや硫酸アトロピンなどの製薬原料に利用されている.

チョウセンアサガオ(Datura metel)は,日本には中国を経由して江戸時代に薬草として渡来したが,それを使った麻酔薬「麻沸散」(通仙散とも言われる)を完成させ,1804年に世界に先駆けて全身麻酔下での乳がん手術を成功させたのが華岡青洲(図1(b)図1■(a)チョウセンアサガオ(Datura metel)(b)華岡青洲肖像画)である.華岡青洲の全身麻酔薬「麻沸散」は,マンダラゲ,ソウウズ,ビャクシ,トウキ,センキュウ,テンナンショウの6種類の生薬を配合したものである.この中で全身麻酔に関与する薬理作用を有するのは,マンダラゲ(チョウセンアサガオ)に含まれるスコポラミンと,ソウウズ(トリカブト属の母根)に含まれるアコニチンである.アコニチンはスコポラミンとともに中枢神経に作用し強い鎮痛作用を示し,併せて服用することによりその鎮痛作用は増強される.スコポラミンはまた心拍増加と口渇の作用を示すが,ソウウズに含まれるアコニチンがその徐脈作用により拮抗することでバランスの取れた処方としたものである(4)4) 松本明知:“改訂版 華岡青洲と麻沸散 麻沸散を巡る謎”,真興交易医書出版部,2008, p. 101, 110.

主要成分と薬理作用

チョウセンアサガオに含まれる生理活性を示す主要な成分は,スコポラミンのほかにアトロピンがありこの2つの成分が古くからよく知られている.これらはトロパンアルカロイド(ベラドンナアルカロイド)と呼ばれ,同じナス科のベラドンナやハシリドコロ,ヒヨスにも含まれる.生合成経路についての研究の歴史も古く,スコポラミンは,ヒヨスチアミンのトロパン骨格がエポキシ化されて生成する.トロピン部分はオルニチンに,トロパ酸部分はフェニルアラニンに由来する(5)5) 橋本 隆:植物組織培養,8, 61 (1991)..ヒヨスチアミンが単離の過程などでラセミ化したものがアトロピンである(図2図2■アトロピンとスコポラミンの生合成経路).

図2■アトロピンとスコポラミンの生合成経路

スコポラミンとアトロピンはともに,ムスカリン性アセチルコリン受容体に作用し,副交感神経遮断し,末梢性と中枢性の抗コリン症状を呈する.アトロピンは,心筋,消化管,気管支平滑筋での作用が著明に現れ,スコポラミンは瞳孔,分泌腺,中枢神経系での作用が著明である.末梢性の症状としては,散瞳や呼吸器麻痺,気管支筋の弛緩,口腔乾燥,消化管運動抑制,膀胱拡張などが見られる.さらにアトロピンは,中毒量で中枢作用として不安,幻覚,せん妄が発現し,大量では昏睡や呼吸麻痺を起こして死に至る.スコポラミンは,中枢作用は抑制的に働き,大量では幻覚・錯乱が起こる(6)6) 田中千賀子,加藤隆一:“NEW薬理学 改訂6版”,南江堂,2011, p. 97, 245.図3図3■アトロピンとスコポラミンの作用).これらの作用は強力で作用持続時間が長く,また非選択的で広範な作用を示すことからこれが副作用となるため,現在では治療目的にはそれに沿った比較的選択性のあるアトロピン代用薬と呼ばれる抗ムスカリン薬が多数合成され使用されている.

図3■アトロピンとスコポラミンの作用

中毒事例1(誤食によるもの)

古くから薬として利用されてきたチョウセンアサガオだが,現在一般にその名を聞く機会が多いのは園芸や食中毒事例においてではないだろうか.チョウセンアサガオ属,キダチチョウセンアサガオ属はいずれもスコポラミン,アトロピンを含む有毒植物だが「ダチュラ」や「エンジェルトランペット」の有毒性については一般的な認知度は高くないようで,近年でも誤食による中毒事例の報告が絶えない.

過去15年間のチョウセンアサガオ類が原因である食中毒事例を表1表1■チョウセンアサガオ関連による食中毒事例(2005~2019年)に示す.その発生地域は全国各地におよび,また季節的な特徴も見られない.これはチョウセンアサガオが全国に分布し,その毒性成分が全草に含まれることを反映している.その葉はモロヘイヤ,つぼみや未成熟果はオクラ,種子はゴマ,根はゴボウと間違われやすく誤食が起こり,季節を問わず中毒事例が発生している(7)7) 登田美桜,畝山智香子,春日文子:食衛誌,55, 55 (2014)..特に最近では根がゴボウと間違われる例が多い.家庭菜園の収穫物に,観賞用に栽培あるいは自生していたチョウセンアサガオが混入した例が多く,厚生労働省では野菜と観賞植物を一緒に栽培しないよう,また植えた覚えのない植物を食べないよう注意喚起が行われている.特殊な例では,2006年(沖縄)の事例で,チョウセンアサガオを台木に接木して栽培したナスが原因となった.調理方法としては,天ぷらやかき揚げ,炒め物,鍋料理,きんぴら,おでん,おひたしなどが報告されており,煮沸や加熱により有毒成分が不活性化しないことは明らかである.また,スコポラミンやアトロピンは水溶性のため,チョウセンアサガオの根や葉そのものを取り除いても,一緒に調理された食材を食べて中毒症状を起こした例もある.2012年(広島)の事例では,「ゴボウ」は苦く感じたため取り除きそれ以外の部分を食べたものと報告されている.2005年(福岡)の事例では,認知症の同居家族が庭で栽培していたブルグマンシア(Brugmansia)の葉を鍋に入れたが,その葉を取り除き食べたものである.

表1■チョウセンアサガオ関連による食中毒事例(2005~2019年)
発生年月発生場所患者数原因
2019年10月岩手県5チョウセンササガオ(根)・鍋料理,ゴボウと誤食
2018年6月岡山県2チョウセンアサガオ(葉・茎),空心菜と誤食
2016年11月新潟県4チョウセンアサガオ・おでん,ゴボウと誤食
2016年5月東京都1チョウセンアサガオ(詳細不明)
2014年5月青森県2チョウセンアサガオ・揚げ物
2013年9月大阪府2キダチチョウセンアサガオ・野草茶,石垣市で購入
2012年12月北海道2キダチチョウセンアサガオ・野草茶,石垣市で購入
2012年3月広島県2チョウセンアサガオ(根)・きんぴら,ゴボウと誤食
2011年4月兵庫県3チョウセンアサガオ(根),ゴボウと誤食
2011年2月島根県3チョウセンアサガオ(推定)
2010年12月岡山県2チョウセンアサガオ(根)
2010年7月北海道4チョウセンアサガオ類・お浸し及び炒め物,中国野菜と誤食
2010年5月岡山県2チョウセンアサガオ(詳細不明)
2009年9月愛知県2チョウセンアサガオ(根)・うどん,ゴボウと誤食
2009年3月愛知県2コダチチョウセンアサガオ(花)
2008年2月福島県4チョウセンアサガオ(根)・混ぜごはん,ゴボウと誤食
2008年1月兵庫県2チョウセンアサガオ(根)・きんぴら,ゴボウと誤食
2007年12月愛知県2チョウセンアサガオ(根)
2007年3月福岡県3チョウセンアサガオ(果実)・かき揚げ,オクラと誤食
2006年5月沖縄県2ナス・ミートソース,チョウセンアサガオに接木して栽培
2006年4月岡山県3チョウセンアサガオ(根)・きんぴら,ゴボウと誤食
2006年3月鹿児島2コダチチョウセンアサガオ
2005年12月福岡県3ブルグマンシア(葉)・鍋料理
2005年6月福岡県6チョウセンアサガオ(実)・天ぷら
厚生労働省 食中毒統計資料他

中毒事例2(故意の摂取によるもの)

日本ではチョウセンアサガオによる中毒は主として誤食によるものである.しかし国外では国によって事情が違い,誤食によるもの,栽培されていたチョウセンアサガオ類に触れた手で目などの粘膜に触れてしまったものなどの事故事例に加えて,故意の摂取による中毒事例の報告もある.つまり乱用薬物として種や根や葉などを故意に飲用または喫煙したり,自殺や殺人などの犯罪目的に用いられたりすることもある(8, 9)8) V. V. Pillay & A. Sasidharan: Indian J. Crit. Care Med., 4, 250 (2019).9) R. Goetz, E. Siegel & J. Scaglione: MMWR Morb. Mortal. Wkly. Rep., 52, 788 (2003)..近年,日本でも事例数は多くはないが,それに近いような例も見受けられる.2016年には飲食店で従業員に故意にチョウセンアサガオの種を食べさせた事件(10)10) 朝日新聞:まかない料理に毒性の種交ぜた疑い 居酒屋元店長を逮捕,https://www.asahi.com/articles/ASJD1554RJD1PIHB025.html (2016).や,個人の記録ではあるが「ダチュラ」(品種など詳細不明)の葉をお茶にして飲んでみた体験記がインターネット上に見受けられたりもする(11)11) Excite blog, aconitum: マジに幻覚を見たわけだが,https://aconitum.exblog.jp/6006984/ (2006)..幻覚や多幸感,快感を得ることを目的に使用されるいわゆる「脱法(違法)ドラッグ」の一つとして「ダツラシード」(ヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium))も一部には出回っており乱用による健康被害が危惧されている(12)12) 福田達男,高橋美佐子,荒金真佐子,吉澤政夫,鈴木幸子,森本陽治,安田一郎:東京健安研セ年報,55, 61 (2004).

薬としての利用・毒をもって毒を制す

中毒の原因となるチョウセンアサガオだが,その成分アトロピンは,日本の植物性自然毒による食中毒事例の最も多い原因であるキノコによる中毒(7)7) 登田美桜,畝山智香子,春日文子:食衛誌,55, 55 (2014).の解毒剤として使用される.テングタケやアセタケ,カヤタケなどによる副交感神経を刺激するムスカリンの中毒の解毒剤として,ムスカリンと拮抗しムスカリン性アセチルコリン受容体に結合するアトロピンが使われる.また,有機リン化合物中毒に対しては,大量のアトロピンとプラリドキシム(PAM)が用いられる.有機リン化合物には,テロ行為に使用されたサリンや農薬,殺虫剤であるパラチオンやジクロルボスがあり,コリンエステラーゼの活性部位をリン酸化することにより非可逆的に酵素活性を失活させ,結果分解されずに大量に生じたアセチルコリンが過剰なアセチルコリン作用を呈するものである.アトロピンがムスカリン性アセチルコリン受容体に結合しムスカリン様症状を抑制するとともに,コリンエステラーゼ再賦活薬であるPAMがコリンエステラーゼからリン酸を切り離すことにより酵素の再活性化を促す(6)6) 田中千賀子,加藤隆一:“NEW薬理学 改訂6版”,南江堂,2011, p. 97, 245.

最近の研究

チョウセンアサガオ類は現在でも薬用植物として,また毒草として注目されその分布の広がりと同じくして世界中で研究が進められている.

スコポラミンやアトロピンの薬用利用のため,また中毒時の対処にあたって,信頼性の高い分析方法の開発(13)13) P. Śramska, A. Maciejka, A. Topolewska, P. Stepnowski & Ł. P. Haliński: J. Chromatogr. B Analyt. Technol. Biomed. Life Sci., 1043, 202 (2017).や迅速測定を目的とした分析手法の開発(14)14) S. Cheng, S. M. Bhat, C. Lee & J. Shiea: Anal. Chim. Acta, 1049, 1 (2019).が続けられている.ラットを用いたチョウセンアサガオ(Datura metel)の種抽出物の生体内の代謝に関する報告(15)15) C. Xia, Y. Liu, H. Qi, L. Niu, Y. Zhu, W. Lu, X. Xu, Y. Su, B. Yang & Q. Wang: Front. Pharmacol., 10, 571 (2019).や,ヨウシュチョウセンアサガオ(Datura stramonium)の種抽出物による器官毒性も報告されている(16)16) T. Ogunmoyole, R. I. Adeyeye, B. O. Olatilu, O. A. Akande & O. J. Agunbiade: Toxicol. Rep., 6, 983 (2019)..製薬原料となるスコポラミン生成量増加を目的として,化学的(17)17) B. Harfi, L. Khelifi, M. Khelifi-Slaoui, C. Assaf-Ducrocq & E. Gontier: Sci. Rep., 8, 17951 (2018).あるいは生物的(18)18) Z. Shakeran, M. Keyhanfar & M. Ghanadian: Mol. Biol. Res. Commun., 6, 169 (2017).な誘発方法の検討も行われている.

従来注目されてきたチョウセンアサガオ類の主要成分であるスコポラミンやアトロピン以外のアルカロイドやステロイド類,フラボノイドなどの同定やその活性評価も盛んだ.同定された化合物の一例を図4図4■チョウセンアサガオ類に含まれる成分例(ステロイド類,フラボノイド,アルカロイドなど)に示す.抗菌活性や抗炎症作用などが検討されている(19~21)19) H. J. Altameme, I. H. Hameed & M. A. Kareem: Afr. J. Biotechnol., 14, 1668 (2015).21) H. Kim, D. Jang, Y. Jung, H. Oh, S. Oh, Y. Lee, S. Kang, D. Kim, D. Lee & N. Baek: J. Microbiol. Biotechnol., 30, 163 (2020).

図4■チョウセンアサガオ類に含まれる成分例(ステロイド類,フラボノイド,アルカロイドなど)

おわりに

日本では,チョウセンアサガオ類は毒性があり全国に自生する帰化した外来種として生態系被害防止外来種にも指定さている.園芸種として販売されているときには有毒であることの表記がされていることも多いが,種や苗がインターネット上などで容易に購入できること加えて,“「種には」毒があるので注意が必要”など,そのほかの部位には毒性がないかのように錯覚させるような警告文もインターネット上では見受けられ,毒性の周知は十分でないように思われる.薬草として古くから利用されてきた「曼陀羅華」「エンジェルトランペット」は,毒草「キチガイナスビ」「デビルストランペット」でもある.危険性を十分に踏まえたうえで安全で有用な活用が望まれる.

Reference

1) 岡田 稔:“新訂原色牧野和漢薬草大圖鑑”,北隆館,2002, p. 466.

2) K. Kiruthika & R. Sornaraj: Int. J. Pharm. Tech. Res., 3, 2025 (2011).

3) V. D. Feo: Econ. Bot., 58, 221 (2004).

4) 松本明知:“改訂版 華岡青洲と麻沸散 麻沸散を巡る謎”,真興交易医書出版部,2008, p. 101, 110.

5) 橋本 隆:植物組織培養,8, 61 (1991).

6) 田中千賀子,加藤隆一:“NEW薬理学 改訂6版”,南江堂,2011, p. 97, 245.

7) 登田美桜,畝山智香子,春日文子:食衛誌,55, 55 (2014).

8) V. V. Pillay & A. Sasidharan: Indian J. Crit. Care Med., 4, 250 (2019).

9) R. Goetz, E. Siegel & J. Scaglione: MMWR Morb. Mortal. Wkly. Rep., 52, 788 (2003).

10) 朝日新聞:まかない料理に毒性の種交ぜた疑い 居酒屋元店長を逮捕,https://www.asahi.com/articles/ASJD1554RJD1PIHB025.html (2016).

11) Excite blog, aconitum: マジに幻覚を見たわけだが,https://aconitum.exblog.jp/6006984/ (2006).

12) 福田達男,高橋美佐子,荒金真佐子,吉澤政夫,鈴木幸子,森本陽治,安田一郎:東京健安研セ年報,55, 61 (2004).

13) P. Śramska, A. Maciejka, A. Topolewska, P. Stepnowski & Ł. P. Haliński: J. Chromatogr. B Analyt. Technol. Biomed. Life Sci., 1043, 202 (2017).

14) S. Cheng, S. M. Bhat, C. Lee & J. Shiea: Anal. Chim. Acta, 1049, 1 (2019).

15) C. Xia, Y. Liu, H. Qi, L. Niu, Y. Zhu, W. Lu, X. Xu, Y. Su, B. Yang & Q. Wang: Front. Pharmacol., 10, 571 (2019).

16) T. Ogunmoyole, R. I. Adeyeye, B. O. Olatilu, O. A. Akande & O. J. Agunbiade: Toxicol. Rep., 6, 983 (2019).

17) B. Harfi, L. Khelifi, M. Khelifi-Slaoui, C. Assaf-Ducrocq & E. Gontier: Sci. Rep., 8, 17951 (2018).

18) Z. Shakeran, M. Keyhanfar & M. Ghanadian: Mol. Biol. Res. Commun., 6, 169 (2017).

19) H. J. Altameme, I. H. Hameed & M. A. Kareem: Afr. J. Biotechnol., 14, 1668 (2015).

20) J. Tan, Y. Liu, Y. Cheng, Y. Sun, Y. Liu, J. Huang, S. Guo, G. Liu, H. Kuang & B. Yang: Steroids, 156, 108583 (2020).

21) H. Kim, D. Jang, Y. Jung, H. Oh, S. Oh, Y. Lee, S. Kang, D. Kim, D. Lee & N. Baek: J. Microbiol. Biotechnol., 30, 163 (2020).