巻頭言

1000年後の「化学と生物」の夢

Vol.51 No.8 Page. 509 - 509 (published date : 2013年8月1日)
西田 律夫1
  1. 京都大学大学院農学研究科

冒頭文

現在の京の都を囲う山並みはうっそうとした森になっているが,昔はハゲ山も多かったらしい.お湯を沸かし,ご飯を炊き,暖をとるために薪は欠かせなかった.でも,有史以来,貧しいながらも薪も食料も建築資材も全部国内で賄われていたわけで,化石燃料の海外全面依存/食料自給率40%の現在の豊かさとは,全く異次元の世界であった.

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