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DNA倍加サイクルを制御するGIG1遺伝子
植物細胞のDNA量を制御する仕組み
Vol.51 No.8 Page. 513 - 514 (published date : 2013年8月1日)
概要原稿
細胞当たりのDNA量は,複製により倍加したのち,細胞分裂を経てまた元の量に戻るのが一般的である.このため,多細胞体を構成する個々の細胞は,このどちらかの量のDNAをもつものととらえられている.しかし,あまり注目されていない事実として,動物や植物の体には,通常の細胞と比べて4倍,8倍あるいはそれ以上のDNA量をもつ細胞が少なからず存在している.
リファレンス
- 1) B. A. Edgar & T. L. Orr-Weaver :Cell,105, 297 (2001).
- 2) L. De Veylder, J. C. Larkin & A. Schnittger :Trends Plant Sci.,16, 624 (2011).
- 3) E. Iwata, S. Ikeda, S. Matsunaga, M. Kurata, Y. Yoshioka, M. C. Criqui, P. Genschik & M. Ito :Plant Cell,23, 4382 (2011).
- 4) Y. Hase, K. H. Trung, T. Matsunaga & A. Tanaka :Plant J.,46, 317 (2006).
- 5) J. Heyman, H. Van den Daele, K. De Wit, V. Boudolf, B. Berckmans, A. Verkest, C. L. Alvim Kamei, G. De Jaeger, C. Koncz & L. De Veylder :Plant Cell,23, 4394 (2011).
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