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東日本大震災によるヒ素汚染のファイトレメディエーション
ヒ素高蓄積植物モエジマシダを用いて
Vol.51 No.8 Page. 515 - 517 (published date : 2013年8月1日)
概要原稿
生物を用いて有害物質による環境汚染を浄化する手法全般を指してバイオレメディエーションと呼ぶが,そのなかでも植物を用いる方法はファイトレメディエーション (phytoremediation) と呼ばれている.本法は,土壌の入れ替えなどの物理的手法に比べエネルギー消費・二酸化炭素排出量が少なく,低濃度,広範囲の汚染に適した方法である.
リファレンス
- 1) 久保田 洋,菅原玲子,北島信行,矢島 聡,谷 茂:日本土壌肥料学雑誌,81, 118 (2010).
- 2) 谷 茂,亀山幸司:地球環境,15, 55 (2010).
- 3) L. Q. Ma, K. M. Komar, C. Tu, W. Zhang, Y. Cai & E. D. Kennelley :Nature,409, 579 (2001).
- 4) M. Hatayama, T. Sato, K. Shinoda & C. Inoue :J. Biosci. Bioeng.,111, 326 (2011).
- 5) Y. Huang, M. Hatayama & C. Inoue :Planta,234, 1275 (2011).
- 6) 簡 梅芳,宮内啓介,井上千弘,北島信行,遠藤銀朗:土木学会論文集(G分冊),69, 19 (2013).
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