農芸化学@HighSchool
												
						
						
							バクテリアによるバイオプラスチックの合成と分解
													
						
						
						
							Vol.59 No.10 Page. 527 - 530							 (published date : 2021年10月1日)
						
						
						
						二宮 妃奈多1, 
門屋 知里1, 
森 美空1						
						
							- 愛媛大学附属高等学校理科部プラガールズ
 						
						 
						
												
						
															概要原稿
													
						
						私たちは海洋性細菌に生分解性プラスチックを作らせることで,海洋マイクロプラスチック問題を解決しようと考えた.その結果,天日塩から海洋性細菌を単離でき,菌株の最適培養条件下で生分解性プラスチックの合成を確認した.その物質は細菌の貯蔵栄養分であるPHB(ポリヒドロキシ酪酸)であると推定された.また,バイオマスプラスチック配合レジ袋の土壌中での分解性についても調べたところ,ほとんど分解されないことがわかった.						
						
						リファレンス
						
							- 1) 中嶋亮太:“海洋プラスチック汚染-『プラなし』博士,ごみを語る”,岩波書店,2019.
 - 2) 海洋研究開発機構,信州大学,東京海洋大学:「特許公報(B2)第5887062号」(2016).
 - 3) 日本化学会編:“持続可能社会をつくるバイオプラスチック-バイオマス材料と生分解性機能の応用化と普及に向けて”,化学同人,2020.
 - 4) wikiHow編集チーム:“バイオプラスチックを作る3つの方法”,https://www.wikihow.jp
 - 5) 愛媛県立東温高等学校 曽根 伸:“愛媛高校理科 愛媛県の海岸におけるマイクロプラスチックの汚染調査”,愛媛県高等学校教育研究会・理科部会,57, 2020.
 						
						
					
						
							
						
					
				
					
					
					本文はトップページからログインをして頂くと表示されます。