生物コーナー
絶滅危惧種ツシマヤマネコの保全
ツシマヤマネコ保護増殖事業の概要
Vol.60 No.6 Page. 304 - 309 (published date : 2022年6月1日)
概要原稿
長崎県対馬に生息するツシマヤマネコは絶滅が危惧されており,法令に基づく保護増殖事業として,減少要因への対策などの生息域内保全,生息域外保全,飼育下繁殖個体の野生復帰のための技術開発などが行われている.
リファレンス
- 1) M. Izawa & N. Nakanishi: Prionailurus bengalensis euptilurus (Elliot, 1871). In The Wildlife Mammals of Japan. Eds. By S.D. Ohdachi, Y. Ishibashi, M.A. Iwasa, T. Saito. Shokado, Kyoto. 2009. p.226-227.
- 2) 環境省九州地方環境事務所:最新のツシマヤマネコ生息状況等調査(第五次調査)の結果概要について,http://kyushu.env.go.jp/pre_2020/327.html, 2020.
- 3) ツシマヤマネコ保護増殖連絡協議会:ツシマヤマネコ保護増殖事業実施方針(平成27年度改定版),http://kyushu.env.go.jp/twcc/report/rep/pdf/policy2016.pdf, 2015.
- 4) Y. Nishimura, Y. Goto, K. Yoneda, Y. Endo, T. Mizuno, M. Hamachi, H. Maruyama, H. Kinoshita, S. Koga, M. Komori et al.: J. Virol., 73, 7916 (1999).
- 5) 黒田長禮:史跡名勝天然記念物調査報告第22号,天然記念物調査報告,対馬ノ動物ニ関するもの,内務省,1920.
- 6) 増田隆一:地学雑誌,105, 354 (1996).
- 7) S. J. O'Brien & W. E. Johnson: Sci. Am., 297, 67 (2007).
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