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市民参加型研究プロジェクト「地球冷却微生物を探せ」の現状と展望
土壌に眠る温室効果ガス消去微生物をみんなの力で掘り起こそう

Vol.61 No.5 Page. 210 - 213 (published date : 2023年5月1日)
大久保 智司1, 青木 裕一2,3, 戸田 聡一郎4, 加藤 広海1
  1. 東北大学大学院生命科学研究科
  2. 東北大学東北メディカル・メガバンク機構
  3. 東北大学大学院情報科学研究科
  4. 東北大学大学院文学研究科
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概要原稿

地球温暖化を止めるため,土の中から温室効果ガス消去微生物を探す市民科学プロジェクトが始動した.開始から約1年で500人以上の参加者と1,000近い土壌サンプルが集まり,今後さらなる発展を目指している.

リファレンス

  1. 1) 日本学術会議 若手アカデミー:提言:シチズンサイエンスを推進する社会システムの構築を目指して,https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-t297-2.pdf, 2020.
  2. 2) 気象庁:IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書について,https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/ipcc/ar6/Basics_of_the_IPCC_AR6_WG1_Report.pdf, 2021.
  3. 3) R. Hatano: IOP Conf. Ser. Earth Environ. Sci., 694, 012003 (2021).
  4. 4) H. Tian, R. Xu, J. G. Canadell, R. L. Thompson, W. Winiwarter, P. Suntharalingam, E. A. Davidson, P. Ciais, R. B. Jackson, G. Janssens-Maenhout et al.: Nature, 586, 248 (2020).
  5. 5) 南澤 究,妹尾啓史編著:“エッセンシャル土壌微生物学 作物生産のための基礎(KS農学専門書)”,講談社,2021.
  6. 6) C. M. Jones, D. R. H. Graf, D. Bru, L. Philippot & S. Hallin: ISME J., 7, 417 (2013).


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