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機能性食品の有効性評価と統計解析手法
保健機能食品の制度とヒト試験のエビデンス

Vol.61 No.7 Page. 313 - 316 (published date : 2023年7月1日)
速水 耕介1
  1. 横浜薬科大学薬学部食化学研究室
vol61_7

 

概要原稿

現在の我が国の制度では，機能性を表示できる食品は保健機能食品のみであり，特に特定保健用食品と機能性表示食品では有効性のエビデンスが必要である．本稿では，両者の被験者の特徴を解析に盛り込む統計解析手法の紹介とメタアナリシスで使う統計手法を解説する．

リファレンス

  1. 1) 消費者庁：機能性食品の届出等に関するガイドライン，令和4年4月1日，消食表第136号．
  2. 2) 角間辰之，服部　聡：“臨床試験のデザインと解析 -薬剤開発のためのバイオ統計-”，近代科学社，2012, pp. 99-132.
  3. 3) 丹後俊郎：“新版　メタ・アナリシス入門”，朝倉書店，2016．
  4. 4) S. Yusuf, R. Peto, J. Lewis, R. Collins & P. Sleight: Prog. Cardiovasc. Dis., 27, 335 (1985).
  5. 5) J. P. T. Higgins & J. Thomas: “Cochrane Handbook for systematic reviews of interventions 2nd Edition”, John Wiley & Sons, 2019, pp. 241-431.


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