バイオサイエンススコープ

食の安全・安心に必要なベネフィットリスクコミュニケーションとは
情報の送り手と受け手のそれぞれの視点から考える

Vol.62 No.6 Page. 299 - 303 (published date : 2024年6月1日)
種村 菜奈枝1,2
  1. 医薬基盤・健康・栄養研究所
  2. 千葉大学大学院医学研究院
vol62_6

 

概要原稿

私たちの暮らしには,便利なモノが氾濫している.いかに「安全」なモノであったとしても生活者に対して「安心」をもたらすとは限らない.よって,新たなモノのバリューを伝えたい側とそれを受ける側の信頼とともに双方向のコミュニケーションが重要となる.

リファレンス

  1. 1) 内田麻理香,原 塑:科学技術社会論研究,18, 208 (2020).
  2. 2) 高木 彩,小森めぐみ:社会心理学研究,33, 126 (2018).
  3. 3) R. Mace: Designers West, 33, 147 (1985).
  4. 4) 廣村正彰:Tokyo 2020 Sport Pictograms, http://www.hiromuradesign.com/profile/, 2019.
  5. 5) 種村菜奈枝,柿崎真沙子,小野寺理恵,千葉 剛:日本臨床栄養学会雑誌,43, 21 (2022).
  6. 6) 厚生労働省:食品の安全確保推進研究事業(厚生労働科学研究)リスクコミュニケーションに関する情報,https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kenkyu/index.html, 2021.
  7. 7) ISO: Security and resilience-Emergency management-Guidelines for colour-coded alert, https://www.iso.org/standard/50061.html, 2022.
  8. 8) 気象庁:気象庁ホームページにおける気象情報の配色に関する設定指針,https://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/colorguide/HPColorGuide_202007.pdf, 2020.
  9. 9) 楊 寧,須長正治,藤紀里子,伊原久裕:デザイン学研究,65, 52 (2018).
  10. 10) 楊 寧,須長正治,藤紀里子,伊原久裕:デザイン学研究,65, 1 (2019).
  11. 11) 医薬基盤・健康・栄養研究所:被害関連情報,https://hfnet.nibiohn.go.jp/category/alert-info/, 2023.
  12. 12) 医薬基盤・健康・栄養研究所:公式SNS/Xえいち・えふ・ねっと,https://twitter.com/hfnet2015, 2015.
  13. 13) 藤井比佐子:ファルマシア,54, 966 (2018).
  14. 14) 厚生労働省:令和元年 国民健康・栄養調査.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/r1-houkoku_00002.html, 2020.


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