農芸化学@HighSchool

色素の吸い上げに着目してレインボー植物をつくろう

Vol.51 No.11 Page. 777 - 779 (published date : 2013年11月1日)
山口 夏希1, 長田 茉莉1, 新谷 愛佳1, 吉田 真歩子1
  1. 石川県立小松高等学校

概要原稿

本研究は,日本農芸化学会2013年度大会(開催地:東北大学)での「ジュニア農芸化学会」において発表され,銅賞を表彰された.レインボー植物は,白い花の花弁を染料で着色して虹色に染め分けた一種の造花であるが,花弁ごとに異なる色で均一に染め分けることは難しいとされる.発表者たちは,植物の吸水・蒸散と花弁の染まり方との関係を調べるとともに,花茎から花につながる維管束構造を丹念に観察することで,花弁が均一に染色される条件および花弁ごとに染め分ける方法を追求しており,得られた結果は非常に興味深いものとなっている.

リファレンス



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