巻頭言

タンパク質研究の変化に呼応して

Vol.53 No.1 Page. 1 - 1 (published date : 2014年12月20日)
木村 誠1
  1. 九州大学

冒頭文

永く生きていると,生活のあらゆる分野で無常を実感することになる.当然のことながら,タンパク質に関する研究分野も例外ではない.筆者は約40年前,タンパク質の一次構造に関する研究で,タンパク質化学の実験手法を学んだ.当時の実験では,まず細胞や組織からタンパク質を分離し,各種液体カラムクロマトグラフィーによりタンパク質を精製した.

リファレンス



本文はトップページからログインをして頂くと表示されます。