巻頭言

ゆく河の流れは絶えずして…:カヌーと研究

Vol.53 No.7 Page. 417 - 417 (published date : 2015年6月20日)
小林 達彦1
  1. 筑波大学大学院生命環境科学研究科

冒頭文

たまに出張先で列車から清流を見るとうれしくなる.もともと,わが国は海に囲まれているので,水にかかわるスポーツをやりたいと思い,学生時代にアウトドアでワイルドなカヌーをやり始めた.一年中,真っ黒に日焼けしながらスラローム競技の練習や試合に明け暮れたが,四季折々の風情を楽しみつつ,あちこちの川へツーリングにも出かけた.春の保津川で,ウグイスの鳴き声に合わせ口笛を吹きながら下ると,川下の途中までついてきたりする.潺の音に耳を傾け,流れを感じ,迸る水を浴びながら渓流をパドリングするのは最高である.一方で,映画「黄昏」のように,静かな湖にカヌーを浮かべ,ゆったり漕ぐのも気持ちがよい.

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