農芸化学@HighSchool

フラボノイド色素を用いた太陽電池

Vol.53 No.10 Page. 720 - 723 (published date : 2015年9月20日)
細谷 享平1, 塚本 美早1, 松山 駿汰1, 森川 太酬1, 金野 寛之1, 鈴木 修子1
  1. 秋田県立大館鳳鳴高等学校

概要原稿

本研究は,日本農芸化学会2015年度(平成27年度)大会(開催地:岡山大学)「ジュニア農芸化学会2015」で発表されたものである.生活圏内に自生する秋田県の県花アキタブキがフラボノイド類を含有することに着目し,そのメタノール抽出,化合物同定を行い,太陽電池への利用を検討し,その中で起電力に対するフラボノイド化合物群の三次元構造に基づいた構造活性相関まで考察した,たいへん興味深い研究であった.

リファレンス

  1. 1) M. Yanagisawa, F. Korodi, J. He, L. Sun, V. Sundstron & B. Akemark: J. Porphyr. Phthalocyanines, 6, 217 (2002).
  2. 2) 荒川裕則:色素増感太陽電池,CMC出版 (2007).
  3. 3) 長野木曽青峰高等学校理数科平成23年度課題研究報告.
  4. 4) 大館鳳鳴高校化学部紀要ファンネル:アキタブキに含まれるフラボノイド成分と草木染め (2011).
  5. 5) 福田貴光:東北大学高等教育開発推進センター紀要,2,267 (2007).
  6. 6) 大館鳳鳴高校化学部紀要ファンネル:フラボノイド色素を用いた太陽電池の研究 (1) (2014).


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