「化学と生物」文書館

一台の天秤から

Vol.49 No.3 Page. 204 - 208 (published date : 2011年3月1日)
大東 肇1
  1. 福井県立大学生物資源学部

概要原稿

筆者は 1965年度 昭和40年度 に京都大学農学部農芸化学科農産製造学研究室に卒業論文生として入室した その後 研究室の名称には多くの変遷があったが 一貫して本研究室での教えや伝統のもと 学生・院生として教育を受け さらに助手・助教授・そして教授 2007年3月定年退職 を務めさせていただいた 今回 本誌の企画で 筆者の過ごした研究室を紹介させていただく機会を得たことはこの上ない光栄なこと 以下 京都大学農学部農芸化学科農産製造学研究室→同食品工学科農業分析学研究室→改組後の大学院農学研究科応用生命科学専攻生命有機化学研究室→そして再改組による同研究科食品生物科学専攻生命有機化学研究室と流れてきた系譜のなかで 筆者が教授に着任するまでを主に紹介させていただくことにする

リファレンス

  1. 1) 大東　肇： 化学，159, 56 (2004).
  2. 2) S. Takei, S. Miyajima & M. Ono : Ber., 61, 1041 (1932).
  3. 3) 分析化学，23, 448 に日本分析化学会名誉会員への推薦記事として掲載．
  4. 4) 私信：元(株)島津製作所 河原利男氏より.
  5. 5) K. Kawazu, M. Inaba & T. Mitsui : Tetrahedron Lett., 3519 (1966).
  6. 6) 河津一儀：5, 166 (1967).
  7. 7) 大東　肇，小清水弘一：日本農芸化学会誌，59, 459 (1985).
  8. 8) 大東　肇，中村宜督，村上　明：FOOD Style 21, 2, 31 (1998).
  9. 9) K. Sakata, K. Kawazu & T. Mitsui : Agric. Biol. Chem., 35, 2113 (1971).
  10. 10) H. zur Hausen et al. : Nature, 272, 373 (1978).
  11. 11) Y. Ito et al. : “Herpes Viruses and virus Chemotherapy”, ed. By R. Kono, Elsevier Science Pub., N. V., p. 179 (1985).
  12. 12) 大里外誉郎，伊藤洋平：代謝，23(臨時増刊号 癌 '86)，9 (1986).
  13. 13) T. Osato et al. : Lancet, 30, 1257 (1987).
  14. 14) Y. Ito et al. : Cancer Lett., 13, 29 (1981).
  15. 15) H. Ohigashi et al. : Agric. Biol. Chem., 47, 1617 (1983).
  16. 16) K. Irie et al. : Agric. Biol. Chem., 48, 1269 (1984).
  17. 17) 小清水弘一：日本農芸化学会誌，64, 1221 (1990).
  18. 18) K. Irie et al. : Chem. Rec., 5, 185 (2005).
  19. 19) 大東　肇：“栄養とがん”，ネスレ栄養科学会議(監修)，建帛社，2009, p. 31.
  20. 20) H. Ohigashi et al. : J. Chem. Ecol., 20, 541 (1994).


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