記念シンポジウム
/ 農芸化学の伝統と先端生命科学の進展
記念シンポジウム縁品展示で見る鈴木梅太郎先生の偉業
Vol.50 No.12 Page. 921 - 926 (published date : 2012年12月1日)
東原 和成1,
吉田 稔2,
吉川 博文3
- 東京大学大学院農学生命科学研究科
- 理化学研究所基幹研究所
- 東京農業大学応用生物科学部
概要原稿
鈴木梅太郎先生は,東京帝国大学農科大學(現:東京大学農学部)を全卒業生の総代として卒業した.そして,26歳で同大学助教授となり,その後5年間ドイツに留学した.帰国後,盛岡高等農林学校(現:岩手大学)に赴任して研究を始めたが,すぐに東京帝国大学の助教授として戻り,その一年後には33歳で教授となられている.そして,44歳のときから理化学研究所を兼務し,60歳で東京帝国大学教授を辞したあと,東京農業大学で研究を行った.記念シンポジウムでは,東京大学,理化学研究所,東京農業大学に残る鈴木先生の縁品を展示した.展示リストは表1のとおりである.
リファレンス
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