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明らかとなったスフィンゴ脂質の代謝経路
フィトスフィンゴシン代謝による奇数鎖脂肪酸の産生
Vol.54 No.2 Page. 75 - 76 (published date : 2016年1月20日)
概要原稿
スフィンゴ脂質を構成する長鎖塩基は脂肪酸を経てグリセロリン脂質へと代謝される.この代謝経路の全容は長い間不明であったが,最近になって明らかとなった.長鎖塩基の1種フィトスフィンゴシンは奇数鎖脂肪酸へと代謝される.
リファレンス
- 1) 木原章雄:医学のあゆみ,248, 1112 (2014).
- 2) A. Kihara & Y. Igarashi: Biochim. Biophys. Acta, 1781, 496 (2008).
- 3) K. Nakahara, A. Ohkuni, T. Kitamura, K. Abe, T. Naganuma, Y. Ohno, R. A. Zoeller & A. Kihara: Mol. Cell, 46, 461 (2012).
- 4) A. Kihara: Biochim. Biophys. Acta, 1841, 766 (2014).
- 5) N. Kondo, Y. Ohno, M. Yamagata, T. Obara, N. Seki, T. Kitamura, T. Naganuma & A. Kihara: Nat. Commun., 5, 5338 (2014).
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