農芸化学@HighSchool

光条件に対する麹菌のアミラーゼ分泌の変化

Vol.55 No.2 Page. 147 - 149 (published date : 2017年1月20日)
境 美晴1
  1. 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校

概要原稿

本研究は,日本農芸化学会2016年度大会(開催地:札幌)「ジュニア農芸化学会2016」で発表されたものである.発表者は,麹菌の成長や機能が光条件により変化することを見いだした.このことは,光による生体機能制御という新しい概念を提供するとともに,麹菌による新規な物質生産方法の開発につながる可能性があり,生物学,微生物生産学,食品学の観点から興味深い研究である.

リファレンス

  1. 1) 農林水産省:http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/
  2. 2) J. Mattis & A. Sehgal: Trends Endocrinol. Metab., 27, 192 (2016).
  3. 3) 鈴木 聡,楠本憲一:食総研報,77, 63 (2013).
  4. 4) R. Hatakeyama, T. Nakahama, Y. Higuchi & K. Kitamoto: Biosci. Biotechnol. Biochem., 71, 1844 (2007).


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