農芸化学@HighSchool

乱流を消す羽
小翼羽の形状決定の因子

Vol.55 No.3 Page. 219 - 221 (published date : 2017年2月20日)
田谷 昌仁1
  1. 学校法人市川学園市川高等学校

概要原稿

本研究は,日本農芸化学会2016年度大会(開催地:札幌コンベンションセンター)の「ジュニア農芸化学会」で発表されたものである.発表者の研究内容は,鳥類の翼の形態と機能についての仮説を立て,検証することで翼の特定部位の形態が生物生態に関連することを見いだした研究である.飛翔・着地における乱流への対処に対する小翼羽の形状変化,さらにはその変化が鳥類の生態にまで及ぶことを検証したたいへん興味深い研究発表であった.

リファレンス

  1. 1) J. B. Dunning Jr. (ed.): “CRC Handbook of Avian Body Masses,” 2nd edition, CRC Press, 2007.
  2. 2) 清棲幸保:“日本鳥類大図鑑”,講談社,1979.


本文はトップページからログインをして頂くと表示されます。