生物コーナー

水族館における海洋生物飼育水処理システムの開発

Vol.51 No.6 Page. 425 - 429 (published date : 2013年6月1日)
山口 隆司1, 中村 明靖1, 川又 睦2, 森 正人3
  1. 長岡技術科学大学大学院工学研究科
  2. 大成建設株式会社技術センター土木技術研究所
  3. 横浜MM研究所

概要原稿

水環境中への窒素成分の蓄積は水生生物にとって有害であり,富栄養化など,水質悪化の原因にもなる(1, 2).自然界では硝化や脱窒反応により,水環境中の窒素成分は大気中に放出されるが,閉鎖性水域や人工的な環境では窒素循環が十分に起こらず,何らかのかたちで窒素成分が蓄積しやすい(1).このような環境においては,窒素成分の除去が必要となってくる.

リファレンス

  1. 1) 松尾友矩:“水環境工学”,オーム社,1999, pp. 44–45.
  2. 2) 松本幹治,新田見匡:化学装置,8, 28 (2004).
  3. 3) N. Labbe, S. Parent & R. Villemur :Water Res.,37, 914 (2003).
  4. 4) G. M. Garrity : “Bergey's Manual of Systematic Bacteriology, Second Ed., Volume Two, the Proteobacteria, Part C the Alpha-, Beta-, Delta-, and Epsilonproteobacteria,Springer. 2005.
  5. 5) B. Song, N. J. Palleroni & M. M. Haggmlom :Int. J. Syst. Evol. Microbiol.,50, 551 (2000).
  6. 6) J. H. Yoon, S. H. Yeo, I. G. Kim & T. K. Oh :Int. J. Syst. Evol. Microbiol.,54, 1799 (2004).
  7. 7) T. Osaka, K. Shirotani, S. Yoshie & S. Tsuneda :Water Res.,42, 3709 (2008).


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