農芸化学@HighSchool

越後香素杉のブランド化
定量的な評価法の開発

Vol.55 No.11 Page. 783 - 785 (published date : 2017年10月20日)
吉沢 舞凜1, 稲生 穂乃香1
  1. 長岡工業高等専門学校,赤澤プレラボアロマ班

概要原稿

本研究は,日本農芸化学会2017年度大会(開催地:京都女子大)の「ジュニア農芸化学会」で発表されたものである.新潟県では林業を活性化させる政策の一つとして,県産杉のブランド化が試みられており,さらなる高付加価値化を目指した「越後香素杉」が開発されている.この特徴の一つである香りに着目し,木材中に含まれる精油を抽出し成分を分析することで,一般杉材と比較したときの優位性を明らかにした.

リファレンス

  1. 1) 農林水産省:“森林・林業再生プラン~コンクリート社会から木の社会へ”,2009.
  2. 2) M. Yatagai, H. Makihara & K. Oba: J. Wood Sci., 48, 51 (2002).
  3. 3) 独立行政法人森林総合研究所:“木質建材から放散される揮発性有機化合物の評価と快適性増進効果の解明”,森林総合研究所交付金プロジェクト研究成果集5, 2005.
  4. 4) 大平辰郎:Aroma Res., 4, 8 (2003).
  5. 5) 赤澤真一,田原喜宏他:長岡工業高等専門学校研究紀要,52,78(2016).


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