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カメムシから見つかった新規幼若ホルモンの構造決定
構造推理を出発点とする超微量天然物の構造決定

Vol.56 No.1 Page. 10 - 12 (published date : 2017年12月20日)
品田 哲郎1, 保野 陽子1, 小滝 豊美2
  1. 大阪市立大学大学院理学研究科
  2. 農業・食品産業技術総合研究機構生物機能利用研究部門
vol56_1

 

概要原稿

未解明であったカメムシの新規幼若ホルモンの構造を世界で初めて明らかにした．標的分子の構造推理・有機合成を出発点する前例のないアプローチによって，その構造を決定した．

リファレンス

  1. 1) 山下興亜：化学と生物，26，355（1988）．
  2. 2) 是枝正人，中西香爾：化学と生物，10，138（1972）．
  3. 3) 小林勝利：化学と生物，5，201（1967）．
  4. 4) T. Kotaki, T. Shinada & H. Numata:Psyche J. Entom., Article ID 924256, http://dx.doi.org/10.1155/2012/924256, (2012).
  5. 5) T. Kotaki, T. Shinada, K. Kaihara, Y. Ohfune & H. Numata:Org. Lett.,11, 5234 (2009).
  6. 6) T. Katsuki & V. Martin:Org. React.,48, 1 (1996).
  7. 7) H. C. Kolb, M. S. VanNieuwenhze & K. B. Sharpless:Chem. Rev.,94, 2483 (1994).
  8. 8) M. Jindra, X. Bell?s & T. Shinoda:Curr. Opin. Insect Sci.,11, 39 (2015).


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