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プラズマ照射で植物細胞にタンパク質を導入
植物の品種改良への応用利用へ向けて

Vol.56 No.1 Page. 15 - 17 (published date : 2017年12月20日)
柳川 由紀1, 沖野 晃俊2, 光原 一朗1
  1. 農業・食品産業技術総合研究機構
  2. 東京工業大学未来産業技術研究所
vol56_1

 

概要原稿

植物細胞内へのタンパク質導入はゲノム編集を用いた品種改良にとって鍵となる技術である.しかし,植物では細胞内に直接タンパク質を導入する技術の開発が遅れている.本稿では,筆者らが開発した,プラズマを用いて植物細胞へ直接タンパク質を導入する技術,について紹介する.

リファレンス

  1. 1) K. K. Ng, Y. Motoda, S. Watanabe, A. S. Othman, T. Kigawa, Y. Kodama & K. Numata:PLOS ONE,11, e0154081 (2016).
  2. 2) Y. Yanagawa, H. Kawano, T. Kobayashi, H. Miyahara, A. Okino & I. Mitsuhara:PLOS ONE,12, e0171942 (2017).
  3. 3) Atmospheric Damage-free Plasma Source: 株式会社プラズマコンセプト東京,http://www.pc-tokyo.co.jp/damagefree.html
  4. 4) Y. Nomura, T. Takamatsu, H. Kawano, H. Miyahara, A. Okino, M. Yoshida & T. Azuma:J. Surg. Res.,219, 302 (2017).
  5. 5) T. Takamatsu, K. Uehara, Y. Sasaki, H. Miyahara, Y. Matsumura, A. Iwasawa, N. Ito, M. Kohno, T. Azuma & A. Okino:PLOS ONE,10, e0132381 (2015).
  6. 6) T. Oshita, H. Kawano, T. Takamatsu, H. Miyahara & A. Okino:IEEE Trans. Plasma Sci.,43, 1987 (2015).


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