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注目記事

腸内細菌叢に影響を与える食事因子  /  山口 元輝, 金 倫基
食事は腸内細菌叢を介して宿主生理機能を変化させる
ポリフェノールの機能作用についての最近のアプローチ  /  韓 圭鎬, 永田 龍次, 福島 道広
なぜ腸内細菌に注目するべきなのか?
シアノバクテリアの光合成とは異なる光エネルギー利用機構  /  吉澤 晋, 長谷川 万純, 西村 陽介
シアノロドプシンの発見
不斉ナザロフ環化反応~最近の進展~  /  齊藤 巧泰, 山田 徹
シクロペンテノンの不斉合成
アルツハイマー病の予防法開発に向けたプラズマローゲンの機能解明  /  乙木 百合香
LC-MS/MSによる精密定量法を基盤とした研究
土壌病害防除のための微生物叢改変技術  /  西岡 友樹, 清水 将文
土壌病害に強い微生物叢をつくる
腸内細菌のトリプトファン代謝物の腸管への影響  /  青木 玲二, 青木 綾子
芳香族炭化水素受容体を介した作用
大豆タンパク質由来抗うつペプチド「Soy-deprestatin」を含有する食品素材「SOYLAX®」の開発と製品化  /  鹿島 康浩, 安田 琢和
腸から脳をリラックス.抗うつ素材SOYLAX®
コロナ禍における米国留学  /  星野 翔太郎
未曽有のパンデミックが変えた研究生活

化学と生物 Vol.60 (2022) No.4

全文PDF :
英文要旨および目次PDF :

巻頭言

昭和から平成,令和,そして未来へ  /  永尾 雅哉

Page. 155 - 155 (published date : 2022年4月1日)
冒頭文
リファレンス
私は昭和34年生まれで,日本の高度成長を見ながら,生活が豊かになるのを見てきた.たとえば,給食の「牛乳」は,脱脂粉乳から,瓶,テトラパック,そして直方体パック牛乳に変わってきた.

今日の話題

腸内細菌叢に影響を与える食事因子  /  山口 元輝, 金 倫基

Page. 156 - 160 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
腸内細菌叢は宿主の多様な生理機能に深くかかわり,その組成変化は健康状態や疾患病態に影響を与えることが次第に明らかになってきている.そこで本稿では,腸内細菌叢を変化させる主な食事因子について述べたいと思う.
vol60_4

ポリフェノールの機能作用についての最近のアプローチ  /  韓 圭鎬, 永田 龍次, 福島 道広

Page. 161 - 164 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
近年,ポリフェノールと腸内細菌叢との関係が注目されはじめている.また,腸内細菌叢の改善による腸内環境の調整機能は,基礎代謝疾患などの改善に潜在的に寄与する可能性が提起されている.
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シアノバクテリアの光合成とは異なる光エネルギー利用機構  /  吉澤 晋, 長谷川 万純, 西村 陽介

Page. 165 - 167 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
酸素発生型光合成を行うシアノバクテリアが進化させてきた光合成とは異なる光受容体“微生物型ロドプシン”.微生物は光合成とロドプシンという異なる光受容機構をどのように使い分けているのだろう?
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解説

不斉ナザロフ環化反応~最近の進展~  /  齊藤 巧泰, 山田 徹

Page. 168 - 175 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
光学活性なシクロペンテノン誘導体の代表的合成法の一つである不斉ナザロフ環化反応に関して解説する.特に,触媒的不斉合成反応および不斉転写反応を含めた基質制御を基盤とする方法論について,最近の成果を紹介する.
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アルツハイマー病の予防法開発に向けたプラズマローゲンの機能解明  /  乙木 百合香

Page. 176 - 181 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
プラズマローゲンによるアルツハイマー病予防法の開発が期待されているが,いまだその機能の詳細は不明な点が多い.プラズマローゲンの詳細な精密解析を通してその機能解明に迫る.
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土壌病害防除のための微生物叢改変技術  /  西岡 友樹, 清水 将文

Page. 182 - 188 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
化学農薬に変わる技術として,植物を取り巻く微生物叢の操作による病害防除法に近年大きな期待が寄せられている.本解説では,土壌病害の防除を目的とした微生物叢改変技術に関する最新の研究を紹介する.
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セミナー室

腸内細菌のトリプトファン代謝物の腸管への影響  /  青木 玲二, 青木 綾子

Page. 189 - 198 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
芳香族炭化水素受容体(AhR)は腸管免疫や腸管上皮の恒常性維持において重要な役割を果たしている.本稿では腸管におけるAhRの役割とそのリガンドとして働く腸内細菌のトリプトファン代謝物について,最近の知見を中心に紹介する.
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プロダクトイノベーション

大豆タンパク質由来抗うつペプチド「Soy-deprestatin」を含有する食品素材「SOYLAX®」の開発と製品化  /  鹿島 康浩, 安田 琢和

Page. 199 - 204 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
Soy-deprestatin は,大豆βコングリシニンの酵素消化によって生成し,腸-脳連関によって効果を発揮する抗うつ様活性を有するデカペプチドである. 本稿ではSoy-deprestatin含有素材「SOYLAX®」の商業規模での生産とその効果の一部を解説する.
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海外だより

コロナ禍における米国留学  /  星野 翔太郎

Page. 205 - 209 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス
未曽有のコロナ禍は米国プリンストン大学でポスドクとして勤務する筆者の留学生活にも大きな影響を与えた.本稿では主にコロナ禍の米国で起こった研究生活の変化,そしてポストコロナに向けた現況について記述する.
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付録

和文誌編集委員  / 

Page. 0 - 0 (published date : 2022年4月1日)
概要原稿
リファレンス