Page. 453 - 455
(published date : 2023年9月1日)
食品ロスとは,本来可食部であるにもかかわらず廃棄される食品のことである.各世帯で発生する食品ロス量を食品別にみると,野菜類が47.7%を占めており,最も高い割合を占めている.野菜には再生可能なものが多く存在することから,これらの特性を活かしてリボーンベジタブル(再生野菜)を行うことで,食品ロス量削減の効果的な取り組みへと繋げていくことができる.そのために,単に水を用いるだけでなく,安価な活力剤を用いて収量を上げることができないかと考え,添加濃度や頻度を変えて実験を行った.実験には豆苗を用い,発芽後,一定期間経過した茎を切断し,その後の伸長量で比較を行った.