Vol (Year) :

HOT NEWS [ 12 total ]  -  View All

※表紙をクリックしてください。

注目記事

4年目を迎えた機能性表示食品の届出の現状,特に生鮮食品について  /  山本(前田) 万里
機能性表示食品制度の改正ガイドライン
食肉の肉質を決める筋線維タイプの重要性  /  澤野 祥子, 水野谷 航
筋肉の性質≒食肉の性質?
野菜に含まれる硝酸塩は毒か薬か?  /  山崎 秀雄
還元的NO合成経路の研究小史
酵母の同定に関する最新情報(令和元年版)  /  高島 昌子
多様性データの継続的更新が微生物生態学に貢献する
認知機能における脳グリコーゲンの生理的役割とそれに及ぼす運動効果  /  征矢 茉莉子, 征矢 英昭
新たなスポーツコンディショニングの開発にむけて
澱粉から生成する環状オリゴ糖に関する研究の進展  /  河野 正樹, 森 哲也, 西本 友之
微生物がもたらす不思議な糖
わが国における運動器疾患の疫学研究  /  吉村 典子
大規模コホートROAD STUDYより
昆虫のフェロモン1-2:その農業利用と新しいフェロモンカテゴリ  /  田端 純, 高田 守, 三高 雄希
鹿児島大学大学院連合農学研究科の歩み  /  籾井 和朗
創造性豊かな農水産学系博士人材の養成
酢屋で継代培養されてきた酢酸菌の遺伝子比較  /  森本 日向, 田中 千遥

化学と生物 Vol.57 (2019) No.11

全文PDF :
英文要旨および目次PDF :

巻頭言

新設の「農学系学部」でおもう  /  櫻谷 英治

Page. 659 - 659 (published date : 2019年11月1日)
冒頭文
リファレンス
ここ数年毎年のように農学系学部が国立大学や私立大学で新設されている.筆者が在籍している徳島大学にも平成28年4月に農学系学部として「生物資源産業学部」が新設され,令和2年3月に第一期生の卒業を迎えることになる.

今日の話題

4年目を迎えた機能性表示食品の届出の現状,特に生鮮食品について  /  山本(前田) 万里

Page. 660 - 662 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
機能性表示食品制度の改正ガイドラインでは,生鮮食品に関して,一日摂取目安量の一部を摂取できる旨の表示,届出資料の簡素化,臨床試験での軽症者の取扱い、専ら医薬品成分の取り扱いの明確化などが追加された.
vol57_11

食肉の肉質を決める筋線維タイプの重要性  /  澤野 祥子, 水野谷 航

Page. 663 - 664 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
美味しい食肉とはどのような肉なのだろうか? 同じ動物種でも鶏のもも肉と胸肉などは部位によって味が異なる.本稿ではこのような差異を生み出す要因について筋肉(骨格筋)性質の違いに着目して紹介する.
vol57_11

野菜に含まれる硝酸塩は毒か薬か?  /  山崎 秀雄

Page. 665 - 668 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
野菜に含まれる硝酸塩には生体毒性があるとして長年危険視されてきた.近年,硝酸塩が,血管拡張因子である一酸化窒素NOの前駆物質であることが明らかになってきた.本稿では,関連分野の歴史的混乱を踏まえて,硝酸塩経口摂取の生理的重要性を考察する.
vol57_11

酵母の同定に関する最新情報(令和元年版)  /  高島 昌子

Page. 669 - 671 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
酵母の同定はバーコード領域のシーケンスデータの蓄積と分類体系の更新により,以前より迅速かつ正確に行えるようになったと思われる.その理由と微生物生態学への寄与について述べる.
vol57_11

解説

認知機能における脳グリコーゲンの生理的役割とそれに及ぼす運動効果  /  征矢 茉莉子, 征矢 英昭

Page. 672 - 678 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
貯蔵糖質であるグリコーゲンは,筋などの末梢組織だけでなく,脳のアストロサイトにも貯蔵され,脳グリコーゲンは認知機能に関与する.運動トレーニングは学習・記憶を司る海馬のグリコーゲン貯蔵量を増加させ海馬が担う認知機能を高める効果を有する.
vol57_11

澱粉から生成する環状オリゴ糖に関する研究の進展  /  河野 正樹, 森 哲也, 西本 友之

Page. 679 - 691 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
2000年以降,澱粉から酵素合成される環状オリゴ糖として2種の四糖と1種の五糖が見出された.本解説では,これら環状オリゴ糖の解析および関連酵素・タンパク質に対する筆者らの取り組みも含めたさまざまな研究について紹介する.
vol57_11

わが国における運動器疾患の疫学研究  /  吉村 典子

Page. 692 - 696 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
地域住民コホートROADの縦断データ解析より,筋疾患としてのサルコペニア,骨疾患としての骨粗鬆症,関節疾患としての変形性膝関節症それぞれの有病率,累積発生率を推定し,それぞれの相互関係を検討した.
vol57_11

セミナー室

昆虫のフェロモン1-2:その農業利用と新しいフェロモンカテゴリ  /  田端 純, 高田 守, 三高 雄希

Page. 697 - 705 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
性フェロモンは種特異性が高く,環境調和型植物保護技術へ応用されてきた.その現状と今後の課題を紹介する.また,新しいカテゴリとして見つかった,シデムシの「給餌フェロモン」について,発見の経緯と意義を紹介する.
vol57_11

学界の動き

鹿児島大学大学院連合農学研究科の歩み  /  籾井 和朗

Page. 706 - 711 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
鹿児島大学大学院連合農学研究科は,創造性豊かな研究能力をもつ農水産学系博士を養成し,農水産業に関連する研究の進展に貢献する博士課程大学院である.平成30年10月現在で,農学811名,水産学194名,学術47名,合計1,052名の博士人材を養成した.
vol57_11

農芸化学@HighSchool

酢屋で継代培養されてきた酢酸菌の遺伝子比較  /  森本 日向, 田中 千遥

Page. 712 - 715 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス
本研究は,日本農芸化学会2019年度大会(開催地:東京農業大学)の「ジュニア農芸化学会」で発表されたものである.発表者らは,全国で伝統的な静置発酵によるお酢づくりを続けている23の企業から酢酸菌を含む発酵液サンプルの提供をうけ,その菌叢解析,酢酸菌の単離,同定を行った.また,最も多くのサンプル中に確認された酢酸菌Acetobacter pasteurianusを対象に,系統解析を行った.

訂正

核内レセプターと転写共役複合体を介した情報伝達の分子機構  / 

Page. 0 - 0 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス

付録

和文誌編集委員  / 

Page. 0 - 0 (published date : 2019年11月1日)
概要原稿
リファレンス